1.損害保険業界の大きな流れ
2.損害保険会社の多様化
3.損害保険業界の混乱
4.損害保険代理店の混乱
5.消費者の混乱

1.損害保険業界の大きな流れ

これまでここが変わって・・・これから
  • 大蔵省主導による護送船団方式。
  • 独禁法除外によるカルテル価格(各社同一料金)
  • 高コスト体質膨大な代理店網(コスト積み上げによる値段設定)
  • 50年ぶりの保険業法改定。
  • 日米保険協議の決着
  • 金融自由化(ビッグバン)の流れ
  • 販売チャネルの多様化
  • 認可制から届け出制
  • 50年ぶりの保険業法改定。
  • 保険料、商品内容の自由化・多様化(価格競争と戦略の時代)
  • 外国社、生保子会社の参入による競争激化
  • 業務効率のアップと代理店網の省力化・体質の強化が至上命題に
業界の健全育成が目標 消費者利益の確保・選択肢の多様化が目標

2.損害保険会社の多様化

 既存損保会社生保系損保外資系損保
特色
  • 既存代理店網の強化による顧客の囲いこみ
  • 生保レディによる既存顧客の奪取
  • 新聞広告・DMによる通信販売
  • 代理店を介さない直販
  • ターゲットを絞った独自商品の開発
今後の課題
  • 不採算・小規模代理店の整理
  • 業務比率の縮小、社員の歩合制導入、イントラネット導入による情報効率化
  • 生保レディの教育、レベルアップ
  • 既存大型代理店と乗合
  • 事故処理等サービス網の整備
  • 日本国内での認知度アップ
  • 事故処理等サービス網の整備

3.損害保険業界の混乱

平成10年7月
自動車保険自由化
自動車保険は掛け捨て収入保険料
(各社合計 7兆2000億円)
の約50%
(3兆6000億円)
を占める大きな市場であるため、
対応が死活問題
各社の保険商品が多様化
保険料計算ファクターが増大
  • 補償内容の多様化
  • 地域別料率等の導入
保険料計算ロジックが複雑化
手計算では無理
 
自動車保険のみではなく、その他種目においても、
料率の改定・商品内容の改定等が従来の数倍規模で発生する
情報処理システムをトータルで見直す必要性

4.損害保険代理店の混乱

代理店の混乱
  • 保険料計算が困難
  • 競争激化による手数料率の低下
  • 商品内容・他社動向の把握が困難
  • 情報の過疎状態

保険会社にとっては、上位1〜1.5%の大規模代理店以外を、 いかに手間のかからない代理店にするシステムを構築するかが課題。

保険会社の売上は、これまでの販売手法を踏襲する限り、 販売員の人数にマクロ的に比例する。

よって、代理店の取捨選択の判断、バランスが難しい。

消費者の信任を得られるか?
淘汰の時代
代理店数は半数程度に減る見込み
生き残り対策として、
  • 消費者サイドに立った保険商品の販売
    →1社専属から複数保険会社と提携へ
  • OA化による業務効率のアップ

5.消費者の混乱

これまで
  • 各社同一の保険料→どこに入っても大同小異
  • 保険のGNP(ギリ、ニンジョウ、プレゼント)により 保険会社、代理店を選択
  • 商品内容は、代理店(人)を信用
消費者が客観的に判断できる 保険の情報発信が望まれる時代に! (一般的及び個人の状況に応じた的確な判断)
これから

競争原理の導入により、 保険料が安くなる(一番のメリット)

しかし、自分にとって適した保険会社・商品内容を選択する判断基準は?